この街のイビツな住宅事情
僕は不動産に関して素人を自認しておりますが、それでもおかしいと思うことがあります。
それは市内の家賃の差です。
世界の大都市では当たり前でありますが、よりバンコク市内ではおかしく映ってしまうのです。
例えば日本本社から派遣された駐在員の方。聞く話によると、月7万バーツ(約23万円)の家賃を会社が負担しているとか。
以前勤務していた会社の先輩で、今はバンコクで不動産会社を経営する友人にこの話をぶつけたところ、やはり家賃相場は異常な状況とのこと。
駐在員がメインの顧客層となる筈なのに、その危機感を耳にするとは、相当なのでしょう。
色々話を聞くにつけ、遅かれ早かれ音を立てて崩れてしまうのではないかとふと考えてしまうのです。