メディアの功罪は、別に日本だけではないと感じた今日此頃。
あまり政治を語りたくはないのですが、あえて一言。
イギリスがEUを脱退するということで世界を騒がせておりますが、ここに来て残留を懇願する声も上がって来ているのを見ると、別に日本だけが表面の報道だけを鵜呑みにして感情論で動いているわけでは無いというのは、私にとっても大きな発見でありました。
まあ、もっとも他にも理由はあるでしょうがね。そりゃあ、自分が習熟度が低い労働者であったら(今でもそんなにスキルがある訳ではないのでしょうけど、)移民が大量に来られたら仕事どころではなくなってしまいますからね。ただ、私の場合はそれに負けないように力を着けようと考えたものですが、必ずしも皆そう思う訳ではない様です。
EUに残り続けたら、移民が来てあんたの仕事なくなるよ〜なんてメディアで流れていたとしたら、そりゃ反対するでしょうね。もっとも当面はヒトではなくロボット、AIとどう共存するかを考えねばならんですけど。
そう言えば、別件。タイの失業率の低さを話題にされることが少なくありませんが、本質的に見ると結構ヤバイと思いますよ。少なくとも他国並に機械にとって変わられると、失業率はかなり上昇するでしょう。
例えば身近な例で行くと、路線バスがワンマンでないのはタイくらいじゃないですかね。車掌が必ず乗務しているという。これが簡単な料金箱が設置されるだけでも雇用市場は大混乱になる筈ですし、日本同様、特殊な言語と法規制で守られている感はひしひし感じる次第です。